ナダル 17連勝していたベルディハに苦杯「彼の方が良かった」

[ 2015年1月28日 05:30 ]

全豪オープンテニス男子シングルス準々決勝でベルディハ(右)にストレート負けしたナダル(AP)

全豪オープンテニス第9日 男子シングルス準々決勝 ナダル 2―6、0―6、6―7 ベルディハ

(1月27日 オーストラリア・メルボルンパーク)
 最後は相手の第2サーブに体勢を崩され、リターンをネットにかけた。ナダルは万全の姿を見せることなく、17連勝していたベルディハに完敗した。「自分がベストのプレーができず、彼の出来の方が良かった。簡単なこと」と悔しさを振り払うように語気を強めた。

 第1セットを落とし、第2セットは1ゲームも奪えなかった。深く押し込む本来のショットは影を潜め「チャンスを与えてしまった」。競り合った第3セットのタイブレークでも粘りを発揮できなかった。昨年はウィンブルドン選手権以降、右手首故障と虫垂炎手術で3大会しか出場できなかった。今季ツアー初戦は1回戦で敗れ、不安視されながら迎えた今大会。「復帰するのはどんなスポーツでも難しい。万全でなくても準々決勝まで進めた。悪い結果ではない」と前向きに捉えていた。

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2015年1月28日のニュース