入江 同い年錦織は「凄い刺激になる」世界トップへ覚悟示す

[ 2015年1月28日 05:30 ]

 競泳の国別対抗戦、スーパーシリーズ(30、31日、オーストラリア・パース)に出場する日本代表が27日、成田空港から出発した。ロンドン五輪男子200メートル背泳ぎ銀メダルの入江陵介(25=イトマン東進)は出発前に取材に応じ、全豪オープンテニスでベスト8入りした同学年の錦織圭の活躍を受け「同い年で凄い刺激になる」と話し、世界トップを目指す覚悟をにじませた。

 面識はない。だが競技が違えど、トップアスリートとして目指す場所は同じだ。開催地パースは錦織のいるメルボルンとは3000キロ以上離れた西側。会場に足を運ぶことはできないが、「テレビで見ている」という錦織のプレーぶりには奮い立つものがある。

 ロンドン五輪で銀2つ、銅1つを獲得した入江にとって16年リオデジャネイロ五輪で目指すものは一つしかない。昨年12月末から3週間、米ニューメキシコ州で2年ぶりに高地トレを敢行。標高1800~2400メートルで練習を行い肉体を追い込んだ。たくましい姿の25歳は「なかなかいいトレーニングができた。金メダルはより近く感じている」と力強い言葉を残して機上の人となった。

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2015年1月28日のニュース