女子フィギュアに新星？ジュニア選手権覇者・樋口がシニア勢に挑戦

ポスト浅田として期待が高まる樋口新葉

　フィギュアスケートの全日本選手権は２６日に長野市のビッグハットで開幕する。男子はソチ五輪金メダリストの羽生結弦（２０＝ＡＮＡ）の３連覇達成なるかに注目が集まるが、女子で“ポスト浅田真央”として期待されているのが、全日本ジュニアの覇者で全日本選手権初出場の樋口新葉（１３＝東京の日本橋女学院中２年）だ。

　中学２年生での全日本にジュニア優勝は浅田真央、安藤美姫にならぶ快挙。キレのある圧倒的なスピードでの滑りは浅田の最大のライバル、キム・ヨナのようと形容されることも。また、浅田のようなダイナミックなジャンプを持ち味としており、まだトリプルアクセルには成功していないものの、それ以外のすべての３回転ジャンプを跳ぶことができる。

　３歳でフィギュアを始め、１１歳で初出場した全日本ジュニア選手権で７位。今季はジュニアＧＰシリーズで初優勝を飾り、ジュニアＧＰファイナル出場も果たした。急成長したジュニア世代の新星全日本では村上佳菜子、宮原知子、今井遥、本郷理華らシニア勢に挑む。

　大会の模様はフジテレビ系で放送される。