白鵬、6連続の東正位 新三役と新入幕なし 初場所新番付発表

[ 2014年12月24日 06:00 ]

 日本相撲協会は24日、大相撲初場所(来年1月11日初日・両国国技館)の新番付を発表し、新三役や新入幕はいなかった。大鵬を抜いて単独史上最多となる33度目の優勝を目指す横綱白鵬が6場所連続で東の正位に座った。残りの2横綱は西に鶴竜、東に日馬富士。大関陣は稀勢の里が東で、ともにかど番の琴奨菊と豪栄道が西となった。

 東関脇は碧山で、大関昇進の足掛かりを築きたい逸ノ城は2場所連続で西関脇を務める。先場所2横綱1大関撃破の高安は8場所ぶりに小結へ返り咲き、東に就いた。西小結栃煌山は3場所ぶりの三役。先場所10勝の人気者、遠藤は横綱、大関と総当たりが確実な東前頭3枚目に上がった。

 18場所ぶりに再入幕の土佐豊は左脚負傷で西三段目84枚目まで落ちてからのカムバックで、戦後1位の最低地位からの復帰を果たした。時天空、佐田の富士、鏡桜が2場所ぶりに再入幕した。

 18歳5カ月20日の阿武咲は昭和以降10番目に若い新十両となった。再十両は明瀬山と舛ノ山。

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2014年12月24日のニュース