遼 同組「異次元」に脱帽 自身は風に苦戦…40位出遅れ

[ 2014年11月14日 05:30 ]

8番、バッバ・ワトソン(右)のティーショットに石川遼もびっくり?

男子ゴルフツアー スポニチ後援三井住友VISA太平洋マスターズ第1日

(11月13日 静岡県御殿場市 太平洋クラブ御殿場コース=7246ヤード、パー72)
 石川は10、12年に優勝した相性の良いコースで出遅れた。「例年になく風が強くてアイアンの距離感が難しかった」と翻弄(ほんろう)され、前半の16番は左ラフからの第2打がグリーン手前バンカーのアゴに突き刺さり、第3打はカラーに出すだけ。クラブを放り投げて悔しがると、20メートルをパターで狙ったが、沈められずにボギーを叩いた。

 ショットの不振はアプローチにも影響。6番パー5はグリーン左から20ヤードの第3打がオーバーして、30ヤード先の池へ落ちてボギー。まさかのミスに「アプローチのイメージができなかった。練習不足です」と力なく笑った。それでも「パットが入ってくれていなかったら4、5オーバーは叩いていた」とグリーン上は及第点。同組で首位を走るB・ワトソンと6打差がつくが「離されないようについていきたい」と得意とする富士の裾野で巻き返しに転じる。

続きを表示

2014年11月14日のニュース