ジェプトゥーが薬物陽性反応 ケニアの女子マラソン選手

[ 2014年11月1日 10:19 ]

 ケニア陸連は10月31日、ボストン、シカゴ両マラソンを2連覇した同国女子のリタ・ジェプトゥーが、9月25日に行われた競技外のドーピング検査で禁止薬物に陽性反応を示したと発表した。複数の欧米メディアが報じた。

 33歳のジェプトゥーは世界最高峰シリーズ「ワールド・マラソン・メジャーズ(WMM)」の2013~14年シリーズの最終戦、2日のニューヨークシティー・マラソンを残して女子部門の優勝を決めていた。WMMの主催者は2日に予定していた表彰式の延期を発表した。

 ケニア陸連は「残念だが、国際陸連から同選手のA検体から禁止薬物の反応があったと連絡を受けた」と声明を出した。ロイター通信によると同連盟は3日以降に、ジェプトゥー本人がB検体の検査を希望するかを確認するとしている。(共同)

続きを表示

2014年11月1日のニュース