錦織 ファイナル進出は「素直にうれしい」準決勝はジョコビッチ戦

[ 2014年11月1日 09:08 ]

フェレールを下し、ツアーファイナル出場を決めた錦織圭(AP)
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マスターズ・パリ大会第5日

(10月31日)
 逆転でフェレール(スペイン)を下し、アジア勢男子初のツアー・ファイナル進出を決めた錦織は「素直にうれしい。凄く満足」と喜んだ。

 第1セットを落とし、第2セットもタイブレーク、4ポイントを先取される劣勢から巻き返してファイナルセットに持ち込み、粘り勝った。絶体絶命のピンチにも「(自分の)サーブを2本取ることを考えた。攻撃的にいけたのがカギだった」と焦ることなく乗り切った。

 この日は「サーブで苦労した。左右に振ることを意識した」と振り返る通り、チャンスの場面もミスで逃すことが目立ち苦戦を強いられた。それでも要所で身上のバックハンドを決め、2時間以上の激闘を制した。

 準決勝は世界1位のジョコビッチ(セルビア)と当たる。「タフなプレーヤー。長い試合になることは想定している。力強く頑張りたい」と全米オープン準決勝で撃破した相手の返り討ちを誓った。

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