札幌市、熊本県も立候補 19年W杯開催地

[ 2014年10月24日 18:04 ]

 札幌市の上田文雄市長は24日の記者会見で、2019年ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の開催地に立候補すると明らかにした。札幌ドーム(同市豊平区)を会場とし2~3試合の開催を計画。週明けに申請書を大会組織委員会に提出する。

 上田市長は「札幌の魅力を世界に発信できる貴重な機会。今後のスポーツイベントの誘致につながると期待している」と述べた。

 また、熊本県も同日、W杯の開催地として立候補する申請書を大会組織委員会に提出した。県の担当者は「九州の中心に位置し、交通の利便性が良いのが強みだ。観光資源が豊富であることもアピールしたい」と話した。

 計画では、3万2千人を収容する県民総合運動公園の陸上競技場(熊本市)を使う。県は7月、熊本市や競技団体などと招致委員会を設け、立候補の準備を進めてきた。

 W杯開催地にはすでに東京都や静岡県、愛知県豊田市、大分県が立候補を表明。大会組織委は立候補都市の中から10~12に絞り、来年3月に正式に決定する。

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2014年10月24日のニュース