みなみ カート故障でドタバタ劇もチップイン締め

[ 2014年10月24日 05:30 ]

上田桃子と勝みなみ(右)はホールアウトし笑顔を見せる

スポニチ主催女子ゴルフツアーNOBUTA GROUPマスターズGCレディース第1日

(10月23日 兵庫県三木市・マスターズゴルフ倶楽部=6445ヤード、パー72)
 突然のドタバタ劇にも勝は動じなかった。

 最終9番。第1打を打ち終わりボールの落下地点へ向かおうとすると、キャディーを務める母・久美さん(47)が急に足を止めた。キャディーバッグを乗せるカートが故障し、荷物がしっかりと固定できない不安定な状態になったという。どうにかバッグを運んで迎えたグリーン手前からのアプローチ。勝は慌てるどころかウエッジで直接、放り込むチップインバーディーで締めくくった。「オーバーしたと思ったら入ってくれた」と笑顔を見せた。

 11番で3パットのボギーが先行した後はパーを重ねる我慢のゴルフに終始。だが、「日本女子オープンの時は気持ちが落ちてスコアが崩れたけど、きょうは切り替えて回れた」と1オーバーでまとめたことで収穫も口にした。カートは久美さんと祖父の市来龍作さんが針金で固定して修復。カート同様、ゴルフも修正し、母とのタッグで予選通過を目指す。

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2014年10月24日のニュース