日本バスケ会長が突然辞任 2リーグ統合難航「私の責任」

[ 2014年10月24日 05:30 ]

 日本バスケットボール協会の深津泰彦会長が23日の臨時理事会で辞意を表明し、了承された。

 国際連盟(FIBA)から2リーグ(NBL、ターキッシュエアラインズbjリーグ)併存状態の解消を迫られているが、今月末のFIBAへの回答期限が近づく中、統合を主導してきた中心人物が突如辞任。「合意形成ができる見通しが立っていない。私の責任。一刻も早く新体制となることが重要と認識した」と険しい表情を浮かべた。

 FIBAは日本協会が具体的な進展を示せない場合、国際試合出場停止などの制裁を科すとしているが、事実上の白旗だった。日程は未定だが、早ければ来年6月にリオデジャネイロ五輪の予選が行われるため、早急に対応できなければリオへの道は断たれる。bjリーグの河内敏光コミッショナーは「(辞任は)びっくりした。話し合いは続けていかないといけない」と話した。丸尾充副会長が会長代行に就任するが、29日の臨時理事会で新会長選出のプロセスなどについて話し合う。

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2014年10月24日のニュース