上原 2位急浮上!米自己新63、パット絶好調「いい感じ」

[ 2014年10月11日 05:30 ]

第2ラウンド、2番でセカンドショットを放つ上原彩子。2位に浮上

USLPGAツアーサイム・ダービー・マレーシア第2日

(10月10日 マレーシア・クアラルンプール クアラルンプール・クラブ=6246ヤード、パー71)
 30位から出た上原彩子(30=モスフードサービス)が8バーディー、ボギーなしの63と会心のラウンドで通算9アンダー、133の2位に急浮上した。11位から出た野村敏京(21=フリー)は70とスコアを伸ばしたものの、通算4アンダーの23位に後退した。65で回った柳簫然(ユソヨン)(24=韓国)が通算11アンダーで首位に立った。

 「Ayako UEHARA」の名が一気にリーダーボードを駆け上がった。上原は圧巻のバーディーラッシュで米ツアー自己ベストの63をマークし、満面の笑みを浮かべた。ショット巧者として知られる上原だが、この日の快進撃を支えたのはパットだった。

 「きのうはチャンスにつけても入らなかったが、きょうはいい感じに入ってくれた」と出だしの1番で4メートルを沈めてバーディーを先行させると、5番からそれぞれ5メートルのパットを沈めて3連続バーディー。前日に全選手の平均スコアが最も悪かった難関の9番パー4ではパーオンできなかったが、グリーン奥からのアプローチをねじ込んでチップインバーディーを奪うなど勝負強さも見せた。

 今大会は予選落ちがないため精神的な余裕もある。首位とは2打差。残り2日間も攻めに攻めて米ツアー初優勝を狙う。

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2014年10月11日のニュース