副事務総長を増員へ 五輪組織委、元副都知事の佐藤氏起用

[ 2014年9月11日 23:43 ]

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会が、大会準備の実務面で事務総長とともに中心的役割を担う副事務総長に、東京都の元副知事で組織委理事の佐藤広氏(63)を新たに起用する方針を固め、副事務総長を2人に増員することが11日、関係者の話で分かった。12日の理事会で決める。

 事務総長は元日銀副総裁の武藤敏郎氏、副事務総長は元文部科学省スポーツ・青少年局長の布村幸彦氏が務める。開催決定から1年が過ぎ、会場計画の見直しや大会開催基本計画の策定などを進める組織委は、副事務総長を増やして体制を強化する。佐藤氏は09年に副知事に就任し、五輪招致に関わった経験を持つ。

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2014年9月11日のニュース