初出場の浜田 興奮金メダル「一番はいい」4戦全てで逆転

[ 2014年9月11日 05:30 ]

女子55キロ級で優勝し、金メダルを手に笑顔の浜田千穂(左から2人目)

レスリング世界選手権第3日

(9月10日 ウズベキスタン・タシケント)
 女子55キロ級では浜田が4試合すべて逆転勝ちで初優勝を飾った。スロースターターで、決勝でも第2ピリオド開始直後に0―3とリードされ「負けるかも」と思ったという。だが、試合前に元五輪代表の日体大・松本慎吾監督から「日体の攻めるレスリングをすれば勝てる」と電話で言われた通り攻め続け、残り35秒で相手タックルを返して逆転。「1番はいい」と声を弾ませた。

 昨年末の全日本選手権55キロ級で吉田に1―4と善戦して注目された。シニア初の国際大会となった今年4月のアジア選手権は2回戦で敗れショックを受けたが、7月のゴールデンGP決勝大会で優勝。今年は非五輪階級の55キロ級で戦い、年末の全日本選手権から吉田の53キロ級か伊調の58キロ級に挑戦する。「世界チャンピオンになって初めて伊調さん、吉田さんに挑戦できる」と意気込んだ。

続きを表示

この記事のフォト

2014年9月11日のニュース