豪栄道今月中の稽古再開目指す 専属トレーナー「重傷ではない」

[ 2014年8月6日 05:30 ]

夏巡業を全休し、ぶっつけで新大関の秋場所に臨む豪栄道

 大相撲の名古屋場所中に左膝を負傷し、夏巡業を全休することになった新大関・豪栄道(28=境川部屋)が今月中の稽古再開を目指していることが判明した。

 専属トレーナーを務める岡武聡氏(48)が5日「半月板損傷だが、重傷ではない。(稽古再開は)8月中旬を目指し、慎重に治療しないといけない」と話し、秋場所(9月14日初日、両国国技館)への影響についても「問題ない」と強調。ただし、現在は「歩くのがやっと。抜くほどではないが、膝に水がたまっている」と説明した。7日から17日まで9カ所で行われる夏巡業中に保存療法で回復に努める。

 豪栄道は名古屋場所12日目の日馬富士戦で左膝を負傷した。千秋楽まで強行出場して12勝3敗の成績を挙げて大関昇進を決めたものの、場所後の7月29日に「左膝外側半月板損傷で約1カ月の安静を要する」との診断書を相撲協会に提出し、夏巡業の休場が決定していた。

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2014年8月6日のニュース