貴乃花親方と屋形船!ディナー!カラオケ!超高額セレブ升席発売

[ 2014年8月4日 05:30 ]

大会を終え手締めをする貴乃花親方

 大相撲秋場所(9月14日初日、東京・両国国技館)から総合企画部長の貴乃花親方(元横綱、スポニチ本紙評論家)が発案したプレミアム升席が発売されることが分かった。相撲に萌えるという意味の「SUMOE CLUB」プレミアムシートで、料金は1人35万円(税込み37万8000円)で1日先着20人。9月15日の秋場所2日目から5日間限定で発売される。

 セレブ気分で相撲を観戦して、貴乃花親方とともに豪華ディナーを食べませんか。秋場所から登場するプレミアムシートは4人用の升席を2人で利用。ハイヤーでの送り迎えに、シートではコンシェルジュがなんでも対応してくれる。極上のワインと軽食に舌鼓を打ちながら、オペラグラスで観戦。日本を代表する椅子デザイナーの寺原芳彦氏(武蔵野美術大学名誉教授)デザインの価格15万円という高級シートも用意される。春場所で使用して座り心地の良さに感動したという貴乃花親方は「骨盤を程よくホールドするので、あぐらをかいても横座りにしても脚を伸ばしてもいい。枕にも最適」と採用を決めた。

 さらに相撲観戦後は貴乃花親方らとともに帝国ホテル内のレストランでのディナーやコンサート観賞が日替わりで組まれ、屋形船や高級カラオケでのデュエットと豪華な特典がぎっしりと詰まっている。相撲関係者は「プロ野球やメジャーリーグのようなプレミアムシートにしていきたい」と話した。すでに来年1月の初場所でも同シートの発売が決定している。

 名古屋場所は総入場者数が9万8700人となり、昨年より約1万2000人増えた。名古屋場所では15年ぶりに2桁10日間の大入りを記録し、相撲人気の回復傾向をさらに印象づけた。懸賞の総本数は1166本で2年前を118本上回り名古屋場所史上最多。白鵬の30度目の優勝や遠藤人気に加え、千秋楽まで大混戦となった優勝争いも客足を伸ばした。着実に相撲人気が回復する中でこの日、わんぱく相撲の表彰式に出席した貴乃花親方は「ファンの方々にいろいろ新しいものを提供していきたい」と強調。プレミアム升席をさらなるファン層の拡大につなげていく心構えだ。

 <相撲協会ユニーク企画>
 ☆お姫様抱っこ 今年2月、女性を対象に「関取にお姫様抱っこしてもらえる権」が企画され、8132人が応募。6人が抽選で選ばれて遠藤と隠岐の海に抱っこしてもらった。

 ☆カラオケ大会 今年6月に抽選当選者が勢と都内のカラオケ店でカラオケ大会。1340人の応募者から10人が選ばれて勢とともに熱唱。

 ☆大相撲クルーズ 今年12月に横綱らと豪華客船「飛鳥2」に乗って2泊3日の船旅を企画。参加者は旅行後の場所で升席での相撲観戦とお土産が付く。

 <購入申し込みは公式サイトから>プレミアムシート購入には日本相撲協会公式サイト内にある「入場券情報」から申込先へのアクセスが可能となっている。

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