谷口 何とか突破「諦めたヤツだけが消えていく」

[ 2014年6月15日 05:30 ]

全米オープン第2日

(6月13日 米ノースカロライナ州パインハースト パインハースト・リゾート=7562ヤード、パー70)
 徳俵に足をかけたまま、最後まで土俵を割らなかった。谷口は12番のボギーで通算5オーバーとなってから粘り腰。「諦めたヤツだけが消えていく」と、残り6ホールはスコアを落とさなかった。

 4年ぶり2度目の突破にはうれしい記録も付いてきた。46歳123日は、96年尾崎将の49歳140日、90年青木の47歳288日に次ぐ、日本選手大会3位の年長予選突破。もっとも本人はホールアウト時は80位前後で「たかが1ストロークの重みをここではいつも痛感する」と予選落ちを覚悟していた。寂しい後ろ姿で会場を後にしてから、吉報が届けられた。

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2014年6月15日のニュース