500メートル、五輪スピードスケートで1回に変更へ

[ 2014年6月15日 19:19 ]

 国際スケート連盟(ISU)は13日までダブリンで開いた総会で、2018年平昌冬季五輪に向けて、スピードスケート500メートルを現行の2回滑走から1回とするルール変更を、国際オリンピック委員会(IOC)に提案することを決めた。

 500メートルはかつて1回で順位を決めていたが、スピードに乗った後半にカーブのきつい内側レーンを滑ることになるアウトスタートが不利との声が上がり、1998年長野五輪から変更。内、外両方のレーンから1回ずつスタートして合計タイムを争う方式になった。

 総会に出た日本連盟関係者によるとオランダや日本は反対したが、ISU技術委員会は「1回でも2回でも結果に大差はない」と主張した。世界距離別選手権は従来通り2回で行われる見通し。

 また、大勢の選手が一斉に長距離を滑るマススタートを、平昌五輪で採用するようIOCに提案することも決めた。

 ▼加藤条治の話 きちんとした状況が何も分からないので、今の時点では何とも言えない。

 ▼長島圭一郎の話 決まったことに従ってやるだけ。今はバックストレートで追える方(アウトスタート)が有利。抽選で勝負は8割決まっちゃう。

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2014年6月15日のニュース