遠藤 迫力欠き完敗、2場所連続の負け越し 奮起促す理事長

[ 2014年5月23日 20:50 ]

大相撲夏場所13日目

(5月23日 東京・両国国技館)
 遠藤は関脇栃煌山に完敗し、2場所連続の負け越しとなった。突っ張っていくが迫力がない。押し返されると、土俵際で少し残っただけで突き出された。

 俵伝いに回り込むうまさや、体の柔らかさといった長所を全く発揮できなかった。鶴竜から金星を得るなど、5日目までに4勝と序盤は良かったが、6日目以降は1勝しか挙げられていない。

 支度部屋で無言を貫いたホープへ、北の湖理事長(元横綱)は厳しいエールを送る。「勢いで負けてるもんね。もう少し勝負に執着した方がいい。体力、相撲力がまだついていない。まさかここで負け越すとは」と、奮起を促した。

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2014年5月23日のニュース