大野らが香港戦先発 アジア5カ国対抗 25日ラスト国立

[ 2014年5月23日 19:11 ]

 日本ラグビー協会は23日、2015年ワールドカップ(W杯)イングランド大会のアジア予選を兼ねたアジア5カ国対抗の最終戦、香港戦(25日・国立競技場)の日本代表登録メンバーを発表し、36歳のロック大野均(東芝)らが先発に選ばれた。

 テストマッチ81試合目の出場となり、通算獲得キャップ数で日本歴代最多の小野沢宏時(キヤノン)に並ぶ大野は「自分の記録よりW杯出場権が懸かる大事な試合。責任を感じる」と話した。

 先発は第3戦の韓国戦と14人が同じで、世界最高峰リーグ「スーパーラグビー」から合流したフッカー堀江翔太(パナソニック)ら海外組も名を連ねた。日本と香港は3戦全勝の勝ち点18で並び、勝者が優勝してW杯出場権を獲得し、2位は敗者復活戦に回る。ジョーンズ代表ヘッドコーチは「序盤で試合を決めたい」と意気込んだ。

 試合は7月に解体が始まる現在の国立競技場で最後のスポーツ大会として行われる。

 ▼ジョーンズ日本代表ヘッドコーチの話 今年最も重要な試合。選手の意識は高く、いい準備ができている。大事なのは勝つこと。最初の20分が大切になる。

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2014年5月23日のニュース