葛西、高梨らが被災地にエール「諦めずに努力して」

[ 2014年4月29日 05:30 ]

オリンピックデー・フェスタin船越で、イベントを終えて児童を見送る(左から)伊藤有希、高梨沙羅、葛西紀明、伊東大貴、清水礼留飛、古川年正ソチ五輪日本選手団副団長

 日本オリンピック委員会(JOC)が東日本大震災の復興支援事業として11年10月から実施している「オリンピックデー・フェスタ」が、岩手県の山田町立船越小学校で行われ、ソチ五輪スキー・ジャンプ代表の葛西紀明(土屋ホーム)、高梨沙羅(クラレ)ら5選手が参加した。

 全校児童137人と大玉転がしなど運動会競技で交流を深めた葛西は、自身が7度目の五輪で初の個人メダルを獲得した例になぞらえ「まだ復興途上で大変だと思うが、諦めずに努力してほしい」とエール。同事業は今後も継続され、レジェンドは「今後は岩手以外にも足を運びたい」と被災地を元気づけることを約束した。児童と最も年齢が近い17歳の高梨も「逆にみんなから元気をもらいました」と感謝した。

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2014年4月29日のニュース