17歳になったばかり…コ プロ転向後初勝利!

[ 2014年4月29日 05:30 ]

プロ転向後初勝利を挙げたコ

USLPGAツアースウィンギングスカート・クラシック最終日

(4月27日 米カリフォルニア州デーリーシティー、レークマセドGC=6507ヤードパー72)
 17歳のリディア・コ(ニュージーランド)が6バーディー、3ボギーの69で回り、通算12アンダーの276でツアー通算3勝目を挙げた。昨年10月のプロ転向後は初勝利となった。72の宮里美香(24=NTTぷらら)と71の野村敏京(21=フリー)はともに通算2オーバーの21位。70と伸ばした宮里藍(28=サントリー)は通算7オーバーの49位だった。

 24日に17歳の誕生日を迎えたコが勝負強さを発揮した。18番パー5。最終組で回ったルイスとシンが1打差に迫る展開で先に2人が第3打を2メートル以内につけたが、重圧の中で「ラフなのでスピンはかからない。手前に落とすしかない」と第3打を1・5メートルに寄せ、ウイニングパットを沈めた。

 アマだった12年にオーストラリアツアーのサムスン女子NSWオープンを14歳280日で制し、石川遼のプロツアー世界最年少優勝記録(15歳245日)を塗り替えた。米ツアーでは12、13年のカナダ女子オープンを連覇した。勝みなみ(鹿児島高)がKKT杯バンテリン・レディースを15歳293日の日本ツアー最年少記録で制するなど10代の活躍が顕著なゴルフ界でコは筆頭格。「今までの優勝は2打差以上あってそんなに重圧はかからなかったけど、今回は違った」。競り合いを制した17歳は胸を張った。

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2014年4月29日のニュース