新婚さくら56位 ギャラリー「おめでとう~」も出遅れ

[ 2014年4月26日 05:30 ]

夫・森川陽太郎氏(左)が見守る中、9番へ向かう横峯さくら

女子ゴルフツアー フジサンケイ・レディース・クラシック第1日

(4月25日 静岡県伊東市 川奈ホテルゴルフコース富士コース=6367ヤード、パー72)
 ミセス初戦は56位と出遅れた。ひときわ大きい声援を浴びる中、横峯は8番までパーを並べたが、9番パー3ではグリーンの奥からパターで3打要してボギーが先行した。

 ギャラリーから「さくらちゃんおめでとう~」の祝福に笑顔も見せたが、13番で再びボギーを叩き後退。14番では6メートルを沈めて唯一のバーディーを奪ったものの、「ショットは悪くなかったけど、かみ合わなかった」とグリーンに苦しみ、17番は3メートルのパーパットを外してボギーとした。

 夫でメンタルトレーナーの森川陽太郎さん(33)からは「(いいプレーを見せようと思って)自分の世界に入り過ぎないように」とアドバイスをもらった。森川氏が提唱するのはミスが起きても寛大に受け入れるようなメンタル。この日も「周りの雰囲気も味わうことはできた」と心に余裕はあったが、スコアにはつながらなかった。

 婚姻届を提出した22日は昨年のこの大会で森川氏とメンタルコーチの契約をした記念日。思い出いっぱいの川奈で予選落ちをするわけにはいかず「あとは自分を信じるだけ」とプレー後にはパットの練習を繰り返した。

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2014年4月26日のニュース