五輪組織委とIOCが会合 「オープンな議論を」

[ 2014年4月3日 09:53 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)と2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会などによる第1回事務折衝の2日目は3日、東京都内のホテルで会合が始まり、IOCのジョン・コーツ調整委員長は冒頭で「一緒にさまざまなリスクを特定したい。オープンな議論を期待している」とあいさつした。

 同委員長は組織委の理事構成を「若い選手や女性を入れ、バランスが取れている」と評価。日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長がIOCマーケティング委員長に就任したことにも触れ「東京大会にも大きなプラス」と指摘した。

 組織委の森喜朗会長は「(準備は)着実に歩みを進めている」と強調し、フランス語や英語も使ってあいさつした舛添要一東京都知事は「大会を起爆剤に都市の大改造を行う」と述べた。

 事務折衝では組織委の運営や財務などについて準備状況を確認。午後には中央区晴海の選手村や湾岸部の会場の予定地を視察する。2日には国立競技場や日本武道館などの会場予定地を回った。

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2014年4月3日のニュース