村上佳菜子 回転不足で得点伸びず「小さいミスが重なって…」

[ 2014年3月27日 21:43 ]

<フィギュスケート世界選手権女子SP>渋い表情の村上

フィギュアスケート世界選手権女子SP

(3月27日 さいたまスーパーアリーナ)
 四大陸選手権で初優勝した村上佳菜子(19=中京大)は60・86点で10位。自己ベストに5・78点及ばない得点に、やや不満げな表情を浮かべた。

 「小さいミスが少し重なって点数が伸びなかったが、ソチ五輪の時みたいに大きなミスをしなくて良かった」。

 12位だったソチ五輪の雪辱を誓った舞台。だが、冒頭の3回転―3回転の2つ目のジャンプと3回転フリップが回転不足と判定され、得点を伸ばせなかった。

 世界選手権では初出場した2011年大会から8位、5位、4位と毎年、順位を上げてきたが、今大会はSPで5人が70点超えのハイレベルな戦い。メダル争いに食い込むのは厳しそうだが「フリーでは小さなミスもなく、やり切ったと思えるように終わりたい」と巻き返しを誓った。

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2014年3月27日のニュース