上村愛子、地元でラストレース飾る「凄く幸せだなと思う」

[ 2014年3月27日 15:04 ]

上村愛子

 フリースタイルスキー・モーグルの全日本選手権が27日、長野・白馬47スキー場で開幕した。今大会限りでの現役引退を表明した女子の上村愛子(34=北野建設)は、予選を22・51点の最高得点で突破。決勝でも23・81点をマークし、2年ぶり8度目の優勝で有終の美を飾った。2位は22・87点の星野純子だった。

 上村は「凄く幸せだなと思う」と競技人生を振り返った。そして、レースに関しては「最後は気持ちよく滑りたいと思って、飛ばして、大きく飛んで、アタックしました」と悔いのないように攻めたことを強調。「いい滑りができた。それに優勝もついてきてうれしい」と最後の勝利を喜んだ。

 地元白馬での大会とあって、応援に訪れた多くの関係者と笑顔であいさつを交わした。「大会前に特別なことは思わないようにしている。きょうが終わって数日たったら感じるかなと思う」と語っていたが、本人にも周囲の人々「特別な」ラストランとなったことは間違いない。

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