トップ選手が延岡で合宿 松村「いいところ吸収」

[ 2014年3月13日 19:59 ]

 陸上男子長距離のトップ選手が宮崎県延岡市で行っている合宿が13日、報道陣に公開され、アジア大会マラソン代表に決まった松村康平(三菱重工長崎)は「いいところを吸収できるようにしたい。スピードのある選手についていって鍛えられたらいい」と意欲を示した。松村は軽めの練習で切り上げ、14日から本格的に合流する。

 実業団、大学の約30選手が参加し、この日は2組に分かれてトラックを走り込んだ。窪田忍(駒大)はスピードある走りで集団を引っ張り「意識の高い選手ばかり。合宿が終わっても練習の雰囲気を忘れずにやっていけたらいい」と刺激を受けた様子だった。

 合宿は12日から21日まで実施される。日本陸連の宗猛中長距離・マラソン部長は「いきなり力がつくわけではない。新しいものを積み上げて意識改革がうまくできればいい」と狙いを語った。

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2014年3月13日のニュース