カーママ3位で変則POに進出「五輪より日程ハード」

[ 2014年3月8日 05:30 ]

カーリング 日本選手権第5日

(3月7日 長野県・軽井沢アイスパーク)
 1次リーグ最終戦が行われ、女子は札幌国際大と4連覇を目指す中部電力が7勝1敗で並び、直接対決の結果で札幌国際大が1位で変則方式のプレーオフに進んだ。ソチ冬季五輪5位の北海道銀行はロコ・ソラーレ北見に6―7で敗れ、6勝2敗の3位。プレーオフで札幌国際大―中部電力(2位)の勝者が決勝に進み、敗者は北海道銀行―ロコ・ソラーレ北見(4位)の勝者と準決勝で当たる。男子は2連覇が懸かるSC軽井沢クが8戦全勝で1位通過。チーム東京が6勝2敗で2位。プレーオフ進出の残り2枠を4勝4敗で並んだ5チームによるタイブレークで争う。

 北海道銀行は勝負どころでミスが出て2敗目を喫し、1次リーグ1位を逃した。リードの吉田は「プレーオフに進出できたのが第一」と自らを納得させるように話した。サードの船山は「五輪よりも日程がハード。毎日2試合はけっこう苦しい。切り替えも難しい」と吐露する。ソチから帰国後もほとんど休みなく今大会を迎え、疲労はピーク。それでも「チームの名前を刻みたい」(小笠原)と初優勝への思いは変わらない。船山は「ここで(好結果を)残してこそ本当の王者になれる」と挽回を誓った。

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2014年3月8日のニュース