松山 昼寝パワーでイーブン 雷雨中断もマイペース

[ 2014年3月8日 05:30 ]

第1ラウンド、10番でバーディーを奪った松山英樹

世界ゴルフ選手権シリーズキャデラック選手権第1日

(3月6日 米フロリダ州ドラル トランプナショナル・ブルーモンスター=7481ヤード、パー72)
 第1日は雷雨による中断があったため日没サスペンデッドとなり、第1ラウンドは2日がかりで実施された。インから出た第1日に後半8番まで終えていた松山英樹(22=LEXUS)は第2日に残り1ホールをプレー。4バーディー、4ボギーのイーブンパー、72で回った。第1日終了後の暫定順位ではハリス・イングリッシュ(24=米国)ら5人が3アンダーで首位を走っていた。

 第1ラウンドは雷雨による2時間24分の中断を経て日没サスペンデッド。1ホールを残して競技を終えた松山は「前半は苦しい流れだったが、後半は流れよくできたので、最後もやりたかったという気持ちはある」と複雑な表情を浮かべた。

 前半は強風の影響も受け、我慢を強いられた。出だしの10番で4メートルを沈めてバーディー発進も、11、12番で連続ボギー。「ショートゲームが悪かった。いいショットを打っても第2打が悪かったり、パットが良くなかったりしていた」。それでも悪循環に陥らない。後半の3番パー4の第3打を打った直後に中断になると、コース内のホテルに直行。「部屋に戻って昼寝しました」とマイペースを貫いた。再開直後の4番パー4はグリーン左のバンカーからチップインバーディー。8番パー5のバーディーでイーブンパーに戻した。

 懸念された左手首の状態も上向き。「良い感じでプレーできているので頑張りたい」と気合を入れ直して臨んだ第2日は、後半の9番パー3からプレーを再開。ティーショットをグリーン左のバンカーに入れたが、3・5メートルをねじ込んでパーセーブ。イーブンパーで第1ラウンドを終えた。

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2014年3月8日のニュース