湯浅 右足首手術の経過良好…ソチ目指しリハビリ開始へ

[ 2014年1月21日 22:00 ]

 ソチ冬季五輪アルペンスキー男子回転でメダル獲得が期待される30歳の湯浅直樹(スポーツアルペンク)が20日、インスブルックの病院で骨折した右足首の手術を受けた。経過は良好で、21日には退院してリハビリの準備を始める見通しとなった。

 日本男子チームの岩谷高峰ヘッドコーチは「実際のリハビリはあす(22日)からになる。患部を少しずつ動かすことから始め、その範囲を広げていく」と説明した。2月22日に男子回転が行われる五輪出場を目指す。

 1月19日のワールドカップ(W杯)回転第5戦で転倒し、痛めた。右内側くるぶし下の距骨に入ったひびを、2本のボルトで補修する処置を受けた。同コーチは「五輪はスタートできそう」との見方を示した。五輪前のW杯2戦は欠場する。

 昨季W杯回転第3戦で自己最高の3位に入り、今季も第3戦で自身2番目の好成績となる4位になった。20日に五輪代表入りが発表された。(共同)

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2014年1月21日のニュース