小笠原旗手「思い切り振る」火付け役に名乗り

[ 2014年1月21日 05:30 ]

旗手を務める小笠原

日本代表選手団結団式

(1月20日)
 旗手・小笠原が日本をメダルラッシュに導く。開会式で選手団の先頭を歩く大役を任されたのはカーリングで2度の五輪を経験し、結婚と出産を経て復帰したママさんアスリート。「開会式では旗を思い切り振るので、それに続けと言わんばかりに(選手団が)日の丸の国旗を一つでも多く(表彰式で)掲げられるよう、私も頑張りたい」と火付け役を名乗り出た。

 8年ぶりの五輪。「自分の選んだ道が間違ってなかったことを証明できたことを誇りに思う」と胸を張った。橋本聖子団長から団旗を受け取り「カーリングの勝敗を決める最後の1投と同じくらい、プレッシャーを感じた」と責任を口にした。旗の重さにも「こんなに重たいものなんだと思った」と驚いた様子。「(旗手に)選んでいただいたからには名前だけでなく結果を残して貢献したいと思った」。大役に負けない成績を約束した。

 強力な必勝アイテムも後押ししそうだ。12月の五輪最終予選では息子がくれたウルトラマンのガッツ星人のフィギュアが五輪切符に導いた。「今回も子供に人形を持たされると思うので持って行く」。日本女子の最高位は5位。旗手にふさわしい結果を取りに行く。

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2014年1月21日のニュース