福原、石川、水谷ら10人 世界選手権団体戦代表発表

[ 2014年1月21日 17:37 ]

卓球の世界選手権団体戦の代表に決まった選手ら。前列左から福原愛、石川佳純、平野早矢香、田代早紀、森さくら、(後列左から)男子の倉嶋洋介監督、松平健太、丹羽孝希、岸川聖也、塩野真人、女子の村上恭和監督

 日本卓球協会は21日、世界選手権団体戦(4月28日~5月5日=東京・国立代々木競技場など)代表の男女各5人を発表し、既に決定していた女子の福原愛(ANA)石川佳純(全農)男子の水谷隼(DIOジャパン)らとともに全日本選手権女子シングルスで準優勝した17歳の森さくら(大阪・昇陽高)らが強化本部推薦で名を連ねた。

 女子は2012年の前回大会で5位に終わり、6大会連続のメダル獲得を逃した福原は「決勝にいって、中国と戦うという目標を達成したい」と誓った。4大会連続の表彰台を目指す男子の倉嶋洋介監督は「目標は金メダル。最高の準備をして大会を迎えたい」と意気込んだ。

 代表選手は次の通り。

 男子 水谷、松平健太(早大)岸川聖也(ファースト)丹羽孝希(明大)塩野真人(東京アート)▽女子 福原、石川、田代早紀(日本生命)森、平野早矢香(ミキハウス)

 ▼森さくらの話 初めての大舞台。緊張すると思うが、先輩たちからいろんなことを学んで自分の力を出し切りたい。チーム一丸で頑張りたい。

 ▼松平健太の話 プレーでもベンチでも、チームに貢献したい。日本男子は個性的なスタイルの選手が多い。最低でもメダルを獲得したい。

 ▼丹羽孝希の話 一戦一戦戦って優勝につながればいい。みんな個性があって、見ていて楽しいと思う。絶対に試合に出るんだという気持ちで、これからをやっていきたい。

 ▼水谷隼の話 日本で行われる世界選手権出場が決まり、大変光栄。代表選手として夢と感動を与えられるようなプレーをしたい。

 ▼岸川聖也の話 レベルの高い日本男子の中で代表に入れて光栄。すごく個性のあるチーム。決勝進出、金メダルを目指して頑張っていきたい。

 ▼福原愛の話 女子は前回ベスト8で悔しい思いをしている。日本の皆さんの前で最高のプレーをしたい。約3カ月しっかり準備をして、万全の状態に持っていきたい。

 ▼平野早矢香の話 このチームに選んでもらって本当にうれしい。チームをまとめて、盛り上げていきたい。

 ▼塩野真人の話 初めての世界選手権なので光栄。(代表入りを)聞いたときは驚いた。うれしかったが、すごい責任を感じている。

 ▼石川佳純の話 ドルトムントでは本当に悔しい思いをした。今回はホームなので、応援を力にして今まで以上の最高のプレーをしたい。一つの目標に向かって頑張りたい。

 ▼田代早紀の話 メンバーに選ばれてすごくうれしく思っている。初出場なので緊張すると思うが、大会までにもっと実力をつけて挑んでいきたい。

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2014年1月21日のニュース