日馬、足首痛で調整遅れ 休場否定も…連覇へ不安

[ 2014年1月6日 17:36 ]

左足首痛のため、調整が大幅に遅れている日馬富士

 大相撲の横綱日馬富士は6日、東京都江東区の伊勢ケ浜部屋で稽古に臨んだが、昨年12月下旬のトレーニング中に痛めた左足首の影響で軽めの四股だけの内容だった。2連覇を狙う初場所(12日初日・両国国技館)に向けて調整が大幅に遅れている。

 前日に初めて相撲を取ったものの、本調子には程遠かった。病院での検査を示唆し「けがのことはまだ分からない。はっきりしたことが分かれば、皆さん(報道陣)の前でお話しする」と話した。不安視される初場所の出場について「もちろん、そのつもりだ」と述べ、8日に東京・明治神宮で行われる奉納土俵入りにも参加するという。

 師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)も休場を否定した。「場所に向けて治療を続けていくしかない。それが全てだ」としながら「左は踏ん張る方の足だから、本人も痛いと言っている」と心配そうに話した。

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2014年1月6日のニュース