東海大仰星「全員で日本一の景色を」 桐蔭学園「相手の陣形崩せるか」

[ 2014年1月6日 16:59 ]

桐蔭学園との決勝戦に向け、練習する東海大仰星の野中主将(中央)ら

 第93回全国高校ラグビー大会は7日に東大阪市の花園ラグビー場で決勝が行われる。7大会ぶり3度目の優勝を目指す東海大仰星(大阪第1)、東福岡と優勝を分け合って以来3大会ぶり2度目の頂点を狙う桐蔭学園(神奈川)は6日、それぞれ最終調整に努めた。

 両校は第86回大会の準決勝と第90回大会の準々決勝で顔を合わせており、対戦成績は1勝1敗。2大会ぶり14度目出場の東海大仰星が勝てば前回の常翔学園に続く大阪勢の制覇。9大会連続13度目出場の桐蔭学園なら、東日本勢としては第77回大会の国学院久我山(東京)以来の単独優勝となる。

 キックオフは午後2時の予定。

 ▼東海大仰星・湯浅大智監督の話 (決勝が)楽しみでしょうがない。ゲームをどう握っていくかが大切。思い切ってひたむきにやるだけ。総力戦で臨む。

 ▼東海大仰星・野中翔平主将の話 日本一の景色を全員で見に行こうと話している。相手が何をしてくるかは分からないけど、それに瞬時に対応できるようにしたい。

 ▼桐蔭学園・藤原秀之監督の話 相手はFWを優位に進めてくるのでそこをきちっと対応したい。堀越の突破と横山のゲームメークで相手の陣形を崩せるかが鍵だ。

 ▼桐蔭学園・横山陽介主将の話 お互いディフェンスにこだわりがあるチームで、そこをどうかいくぐってトライをとれるか。最後の試合なので百点満点の試合がしたい。

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