東福岡　後半は一進一退、東川主将「悔いはない」

＜東福岡・東海大仰星＞敗戦に涙する東川主将（手前）と東福岡フィフティーン

第９３回全国高校ラグビー準決勝 東福岡１２―２７東海大仰星

（1月5日 花園）
　東福岡は５度目の優勝には届かなかった。前半から相手の接点での強さと素早い展開に翻ろうされ、主導権を奪われた。

　藤田監督は「仰星が強かった。完敗」と潔かった。それでも後半は外を突く得意の形で意地を見せた。１６分には左サイドを崩してＷＴＢ岩佐がトライ。終盤は一進一退の攻防を繰り広げ、ＷＴＢ東川主将は「最後はディフェンスでも全員が体を張れた。悔いはない」と涙は見せなかった。