DeNA瀬古監督「目標は優勝」 元日号砲ニューイヤー駅伝

[ 2014年1月1日 05:30 ]

 ニューイヤー駅伝、スポニチ後援第58回全日本実業団対抗駅伝は1日、群馬県庁発着の7区間100キロで争われる。12月31日は前橋市内で開会式などが行われ、廃部になったエスビー食品を引き継ぐ形で13年4月に発足したDeNAの瀬古利彦総監督(57)は「出るからには目標は優勝。優勝目指して走って、あとは何位になるか」と気合十分。

 昨年まではテレビ中継の解説を務めていたが、「解説より緊張するね。解説は(1分間の心拍数が)40だけど、今は48もある」と不敵に笑った。

 瀬古総監督がキーマンに指名したのは、最長22キロの4区を走る上野裕一郎主将(28)だ。昨年11月の東日本実業団駅伝では、レース前日に38度5分の発熱で失速したが、今大会に向けた調整は万全。「初めてのニューイヤー駅伝なんで、目立てるような走りがしたい。トータルで1位になれば目立てるでしょ。チームの力が100%発揮できればいい」と力を込める。DeNAの守安功社長(40)ら幹部も応援に駆けつける大一番。瀬古総監督が「新参者」というチームが、上州路に新風を吹かせる。

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2014年1月1日のニュース