日本2年ぶり表彰台 4人全員が安定したジャンプ

[ 2013年11月25日 05:30 ]

W杯ジャンプ男子団体第1戦で3位に入った日本の(左から)伊東大貴、清水礼留飛、葛西紀明、竹内択

ノルディックスキー W杯ジャンプ男子

(11月23日 ドイツ・クリンゲンタール)
 23日に開幕して団体第1戦(HS140メートル、K点125メートル)が行われ、伊東大貴、清水礼留飛(ともに雪印メグミルク)、葛西紀明(土屋ホーム)、竹内択(北野建設)の日本は合計523・6点で、2011年11月以来の表彰台となる3位に入った。不安定な風のため2回目途中で打ち切りとなり、1回目の成績が最終結果となった。スロベニアが540・6点で優勝。

 ソチ五輪へ上々のスタートだ。日本は4人とも安定したジャンプをそろえて団体戦で2季ぶりの表彰台。各国の主力がそろう最終4番手で飛び順位を上げた竹内は「4位と3位じゃ全然違う。風が安定したら優勝してもおかしくない実力は(日本の)みんなが持っている」と頼もしかった。

 風の向きも強さも不安定で着地が難しかった。1番手で登場した伊東は「風が強くて少しびびった」と言いながら130・5メートルで3位につけて流れをつくった。清水と葛西がつないだ後の竹内は着地直前に強い追い風を受けながらもしっかりテレマークを入れた。横川ヘッドコーチは「ぶっつけ本番の滑り出しとしてはいい感じ。徐々にいきます」とチーム力向上を期した。

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2013年11月25日のニュース