「選手第一を伝えたい」田中理恵、入江らIOC総会へ

[ 2013年9月3日 11:13 ]

ブエノスアイレスで開かれるIOC総会に向け、出発する田中理恵選手(手前)と入江陵介選手

 2020年夏季五輪開催を目指す東京の招致団として国際オリンピック委員会(IOC)総会が開かれるブエノスアイレス入りする体操の田中理恵選手(日体大教)が3日、出発前の成田空港で取材に応じ「(東京の)安全性や、選手村から会場まで8キロ以内という選手第一の計画を伝えたい」と抱負を述べた。

 田中選手らは5日に現地で記者会見する予定で、競泳の入江陵介選手(イトマン東進)は「オールジャパン態勢を訴えたい」と意気込んだ。

 ロンドン五輪レスリングで金メダルを獲得した青森県八戸市出身の小原日登美さんは「日本がこれから復興していくこともアピールしたい」と話した。総会では20年五輪の実施競技も決まり、存続がかかるレスリングが「必ず残れるようにして帰ってきたい」と決意を語った。

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2013年9月3日のニュース