16歳アマのコ「びっくり」連覇 2位に5打差圧勝

[ 2013年8月27日 06:00 ]

優勝を決め、ガッツポーズするリディア・コ

USLPGAツアー カナダ女子オープン最終日

(8月25日 カナダ・アルバータ州エドモントン ロイヤル・メイフェアGC=6443ヤード、パー70)
 16歳のアマチュア、リディア・コ(ニュージーランド)が7バーディー、1ボギーの64で回り、通算15アンダーで2連覇を果たした。昨年のこの大会で15歳4カ月のツアー最年少優勝を達成したコは2位に5打差をつけて圧勝した。ともに69で回った宮里美香(23=NTTぷらら)は通算4アンダーで13位、宮里藍(28=サントリー)は通算2アンダーで20位。上田桃子(27=フリー)は74と崩れ通算7オーバーの56位だった。

 序盤からバーディーを量産してトップに立ったコは、そのまま逃げ切った。最終18番も6メートルのスライスラインを沈めてバーディーで締め、両手をYの字に広げて喜んだ。「勝ててびっくりしている。きょうは良いプレーができたのでうれしい」。昨年のこの大会でツアー最年少優勝記録を更新したが、米女子ツアーの同一大会連覇も11年全米女子オープンのヤニ・ツェン以来の快挙。「連覇できて、とても特別な気分」と感慨深げだ。米国の大学に進学を希望しているがプロ転向の期待も高まる。それでも「(進路は)両親が主導権を持っている。私が良い決断をするよう導いてくれる。この勝利がいい選択につながるといい」と冷静だった。

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2013年8月27日のニュース