18年ぶりの勝利お預け クルム伊達「相性が悪いわけではないが…」

[ 2013年8月27日 10:09 ]

女子シングルス1回戦でパウラ・オルマエチェアに敗れ、硬い表情でコートを後にするクルム伊達公子
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全米オープンテニス

(8月26日 ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター)
 42歳のクルム伊達はストレート負けし、18年ぶりの全米での勝利はお預けとなった。ことしの全豪オープンとウィンブルドン選手権では3回戦に進んだが、ややむらがありながらも思い切りのいいテニスを見せた20歳の相手に打ち負け「パターンが読みづらい。それに苦しめられた」と顔をしかめた。

 痛みを抱える右アキレスけんは、痛み止めの薬とテーピングで持ちこたえた。だが、調整不足を否めず「サーブもショットも崩れていた」と感覚が悪いままだった。2008年の現役復帰後、四大大会で全米の白星がない。「相性が悪いわけではないが、昔から結果が出ないところがある」と肩を落とした。(共同)

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