奈良くるみが全米オープン初勝利!錦織、伊達は初戦で敗れる

[ 2013年8月27日 07:19 ]

女子シングルス1回戦でアレクサンドラ・カダントゥを破り、ガッツポーズする奈良くるみ

 テニスの四大大会最終戦、全米オープンは26日、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで開幕し、女子シングルス1回戦で予選を突破した世界ランク109位の奈良くるみ(大産大)は73位のアレクサンドラ・カダントゥ(ルーマニア)を6―2、6―2で下し、全米初勝利を挙げた。世界62位の42歳、クルム伊達公子(エステティックTBC)は71位のパウラ・オルマエチェア(アルゼンチン)に3―6、6―7で屈し、全米で18年ぶりの勝利はならなかった。

 男子シングルス1回戦で第11シードの錦織圭(日清食品)が予選を勝ち上がった世界ランキング179位のダニエル・エバンズ(英国)に4―6、4―6、2―6で敗れる波乱があった。錦織の四大大会初戦敗退は2011年の全米以来。第2シードのラファエル・ナダル(スペイン)は順当勝ちした。

 ▼奈良くるみの話 めっちゃ、うれしい。(劣勢のときも)前向きにいこうと思って、気持ちの切り替えがうまくいった。自分でもよくやったと思うし、ここまで来たからにはもう一つ頑張りたい。

 ▼クルム伊達公子の話 (痛めている右アキレスけんは)特に痛みはなかった。痛み止めもテーピングもしていたので。(オルマエチェアは)練習もしたことがないし、試合も見たことがなかった。やりやすい相手ではなかった。

 ▼錦織圭の話 (四大大会の)1回戦で負けるのが久しぶりなので変な感じですね。サーブが、特に第1サーブが入らなかった。それが原因だと思う。試合の流れの中で、相手との駆け引きができなくて負けた。(共同)

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