世界水泳金メダルの瀬戸に功労賞「リオと次の五輪でも金」

[ 2013年8月27日 11:44 ]

上田清司埼玉県知事(右)から「彩の国スポーツ功労賞」と「埼玉県体育賞会長特別賞」を贈られる瀬戸大也選手

 埼玉県は27日、水泳の世界選手権競泳男子400メートル個人メドレーで金メダルを獲得した瀬戸大也選手(19)に、「彩の国スポーツ功労賞」と「埼玉県体育賞会長特別賞」を贈った。

 県庁で、上田清司知事が「パワーをつけて、ますます活躍することを期待する」と話し、賞状と七宝焼の飾り皿を手渡すと、瀬戸選手は「これがスタート。次のリオデジャネイロ五輪と2020年の五輪でも金メダルを取るのが夢なので、それに向けて頑張る」と笑顔で答えた。

 瀬戸選手は同県毛呂山町出身。現在は早大に通いながら日本学生選手権(インカレ)に向けて調整中といい、「気持ちを入れ直し、世界選手権を上回るタイムを出したい」と意気込んだ。

 日本人選手が個人メドレーで金メダルを獲得したのは、世界選手権、五輪を通じて初めて。二つの賞はスポーツで活躍した埼玉県ゆかりの選手などが対象で、功労賞はロンドン五輪で銀メダルを獲得したサッカー女子代表「なでしこジャパン」の佐々木則夫監督らに贈られている。

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2013年8月27日のニュース