上村全柔連会長「支持問う」7月下旬にも臨時評議員会招集へ

[ 2013年6月27日 20:34 ]

 全日本柔道連盟(全柔連)の上村春樹会長は27日、自身を含む理事23人の解任を協議する臨時評議員会の開催請求書が26日に提出されたのを受け「私を支持してくれるかどうか、なるべく早く問うて結論を出したい」と語り、開催の承認を得るために来週中にも臨時理事会を招集する方針を示した。極めて異例の臨時評議員会は早ければ7月下旬にも開かれる。

 「私も初めての体験だが、不徳の致すところだ」と神妙に話した上村会長は、日本オリンピック委員会(JOC)の評議員会に出席した。その席でも不祥事続きの全柔連に対し「五輪ムーブメントを阻害する」「欠陥団体」といった厳しい発言が浴びせられ、「誠に不名誉」と険しい表情を浮かべた。

 新たに全柔連の外部理事に就任した日本スケート連盟の橋本聖子会長は「組織の内部から変えていく力を生み出すのが外部の仕事」と再生への意欲を述べた。

続きを表示

2013年6月27日のニュース