綱とりの稀勢の里が出稽古 境川部屋で妙義龍&豪栄道と26番

[ 2013年6月27日 14:29 ]

出稽古で汗を流した大関稀勢の里

 大相撲名古屋場所(7月7日初日・愛知県体育館)で初の綱とりに挑む大関稀勢の里が27日、愛知県扶桑町の境川部屋へ出稽古し、妙義龍、豪栄道の両関脇と26番の熱のこもった稽古を繰り広げた。「体(の状態)はいいと思いますけど、相手が強いですからね。こんなもんじゃないですか」と控えめな言葉の中にも充実感がにじんだ。

 これまで出稽古にはあまり行かなかった稀勢の里だが、夏場所前に続く境川部屋への出稽古となった。豪栄道とは20番連続で取って11勝9敗とほぼ互角。互いに立ち合いで踏み込めた時には自らの形になる相撲が目立った。合計では15勝11敗と圧倒するまでにはいかなかったが「勝ち負けどうこうじゃない。内容のある稽古ができたんで納得している」と手応えを口にした。

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2013年6月27日のニュース