村上ら高校生3人、世界体操初代表に意欲 29日から選考会

[ 2013年6月27日 18:40 ]

体操の全日本種目別選手権を前に、記者会見する村上茉愛=27日、東京体育館

 体操の世界選手権(9~10月・ベルギー)代表最終選考会を兼ねた全日本種目別選手権の有力選手が開幕2日前の27日、会場の東京体育館で記者会見し、女子の村上茉愛(池谷幸雄倶楽部)と笹田夏実(東京・帝京高)、男子の白井健三(神奈川・岸根高)の高校生3人が初の代表入りに意欲を見せた。

 残り3枠の女子は4種目を争い、2種目以上の優勝で自動的に代表が決まる。16歳の村上は「パワフルな感じをアピールできたらいい。床運動と跳馬で優勝して余裕を持って代表に入りたい」と力強く宣言。母の弥生(旧姓加納)コーチに続く親子での代表入りを目指す17歳の笹田は「得意な段違い平行棒と平均台で優勝したい」と話した。

 男子は内村航平(コナミ)と加藤凌平(順大)がすでに代表に決まり、残りは4枠。床運動で代表切符を狙う16歳の白井は「八十パーセントは行けると思う」と自信を示した。

 29日は予選、30日は決勝を行う。

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2013年6月27日のニュース