川内　久々“本業”フルマラソンでＶも「きつかった」

２時間18分29秒で優勝した川内優輝

　陸上の世界選手権（８月、モスクワ）男子マラソン代表の川内優輝（２６＝埼玉県庁）が北海道千歳市で行われた千歳ＪＡＬ国際マラソンに出場し、２時間１８分２９秒で優勝した。

　４２・１９５キロに挑むのは２時間１４分２７秒で制した４月２１日の長野マラソン以来で「久々の４０キロできつかった。この大会を皮切りに、もっと走り込んでいきたい」と話した。終盤は手がしびれ、ゴール後には脚もけいれんしたという。午前１０時２０分のスタート時点の気温は既に１７度程度あり「気温が上がったときに動きが良くなかった。強い足腰が必要」と、夏場に行われる世界選手権に向けた課題を指摘した。