ウェブが通算39勝目 有村5位「チャンスあったのに…」

[ 2013年6月3日 08:43 ]

最終ラウンド、16番で第2打を放つ有村智恵

 米女子ゴルフのショップライト・クラシックは2日、ニュージャージー州ギャロウェーのストックトン・シービューGC(パー71)で最終ラウンドを行い、4位から出た有村智恵は1バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの74と落とし通算1オーバー、214で5位だった。

 68をマークしたカリー・ウェブ(オーストラリア)が通算4アンダーで2季ぶりのツアー通算39勝目。賞金22万5000ドル(約2300万円)を獲得した。フォン・シャンシャン(中国)が2打差の2位。71で回った上原彩子が2オーバーの9位で、宮里美香は3オーバーの13位、宮里藍は4オーバーの18位だった。

 ▼有村智恵の話 (9番の)ダブルボギーを打つまで、すごくいいゴルフをしていただけに残念。後半もチャンスがあったのに、(大事な)パットを決められないと、どう考えても優勝できない。でも本当に久しぶりの優勝争いで、自分の中でこれというものが見えてきた。次はメジャー大会なのでいい入り方をしたい。

 ▼宮里藍の話 パットは昨日よりもはるかに良かったのに、スコアにつながらなかった。頑張ればトップテンに入れると思ったけど、風が難しかった。今週は足踏みの1週間だった。内容は悪くないので次のメジャーにつなげたい。

 ▼宮里美香の話 前半は我慢のゴルフができた。後半は風の計算が難しく、もったいない3パットもあった。バックナインは今後の課題。でも、そんなに激しく悪いわけじゃないから前向きにとらえたい。

 ▼上原彩子の話 前半は2アンダーだったので、最後はもったいない感じだった。でも3日間プレーできたことは意味がある。(5月28日に)全米女子オープンの予選会もあったので2試合やった感じ。頭も体も疲れているので、しっかり休んで次に備えたい。(共同)

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