荒川静香さんが客員教授に 4月開学の秋田公立美大 表現力を伝える

[ 2013年2月8日 17:59 ]

 秋田市の穂積志市長は8日記者会見し、4月に開学する秋田公立美術大(秋田市)の客員教授に、2006年トリノ冬季五輪のフィギュアスケート金メダリスト、荒川静香さん(31)を迎える、と発表した。年1~2回、美や表現力をテーマに講義する。任期は1年。

 イナバウアーなど一流の技を通じて表現した荒川さんの美の世界を学生たちに伝授してもらうのが狙い。石井周悦副市長が1月に就任を打診し、快諾を得たという。

 荒川さんの所属事務所によると、荒川さんは幼少期を仙台市で過ごし、父親が秋田県出身など東北と縁が深い。

 秋田公立美術大は、田中真紀子前文部科学相が大学の設置認可手続きを厳格化するとして設置をいったん不認可とし、大混乱。その後一転、新設を認めた。

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2013年2月8日のニュース