全力20秒だけ…舛ノ山、再検査決断 カテーテル治療も検討

[ 2013年2月8日 06:00 ]

8日に再検査を受けることになった舛ノ山

 大相撲の幕内・舛ノ山(22)が8日に埼玉県内の病院で心臓の再検査を受けることになった。心臓の壁に穴が開いているため血液の循環が悪くなり、体に酸素を取り込みにくくなる「心房中隔欠損症疾患」の疑いがあり、師匠の千賀ノ浦親方(元関脇・舛田山)の勧めで決断した。

 全力を出せる時間が20秒というハンデを持つ舛ノ山は2年前に通院を開始。当初「肺が小さいため」と聞かされたが、昨年の精密検査で心臓疾患の疑いが判明した。手術をすれば完治する可能性はあるが、本人は「この体で(番付を)上がってきたので…」と消極的。それでも、1月の初場所は体調不良が続いて4勝止まりだっただけに、師匠は「本人にとって最良の治療方法を見つけてあげたい」と再検査を促した。特殊な栓を血管から挿入して穴をふさぐカテーテル治療も選択肢の一つとして検討する。

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2013年2月8日のニュース