マリー初V王手!4大大会でフェデラー初撃破

[ 2013年1月26日 06:00 ]

男子シングルス準決勝で拳を握り締めるアンディ・マリー

全豪オープンテニス第12日 男子シングルス準決勝 マリー3-2フェデラー

(1月25日 オーストラリア・メルボルンパーク)
 男子シングルス準決勝は4大大会2連勝を狙う第3シードのアンディ・マリー(英国)が、第2シード、ロジャー・フェデラー(スイス)に6―4、6―7、6―3、6―7、6―2で勝ち、2年ぶりに決勝に進出した。27日の決勝では、68年のオープン化以降初の3連覇に挑む第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。車いすの部男子ダブルス決勝では、国枝慎吾(ユニクロ)ミカエル・ジェレミアス(フランス)組はスウェーデン選手とオーストラリア選手のペアを6―0、6―1で下し、国枝は2年ぶりの優勝を果たした。

 好調なサーブと強打で、A・マリーが4大大会で3戦全敗だったフェデラーの壁を破った。4時間の戦いを制し「今夜は本当にいい仕事をした。すべきことは全てやった」と胸を張った。サービスゲームでは21本のエースを奪取。軽快な動きと粘り強さも光り、第2、第4セットをタイブレークの末に奪われたが主導権を渡さなかった。2年ぶりの決勝進出で、全米に続いて世界ランク1位のジョコビッチと対戦する。「前回勝った経験が助けてくれると思う」と4大大会2連勝が懸かる大一番を見据えた。

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2013年1月26日のニュース