下北沢成徳がV王手 主将・小笹が流れ呼んだ

[ 2013年1月13日 06:00 ]

熊本信愛女学院を破って決勝進出を決め、喜ぶ下北沢成徳の選手たち

バレーボール 全日本高校選手権第4日

(1月12日 所沢市民体育館)
 準決勝を行い、13日の決勝は女子が誠英(山口)―下北沢成徳(東京)、男子が星城(愛知)―大塚(大阪)の顔合わせとなった。下北沢成徳は小笹や辺野喜を中心とした攻撃で、熊本信愛女学院に3―2で競り勝った。誠英は柏井(千葉)に3―0で快勝した。昨年の全国高校総体で優勝した星城は2年生エース石川らの活躍で、鹿児島商をストレートで下した。大塚は前回優勝の大村工(長崎)を3―0で退けた。

 OGの木村沙織や大山加奈のような大型選手はいないが、下北沢成徳が個々の力を結集して決勝に進んだ。小川監督も「接戦を乗り越え、選手の心は成長したと思う」と昨年のベスト4を上回った教え子たちの姿に目を細めた。最終第5セットでは、主将の小笹がパワフルなスパイクで流れを呼び込んだ。11―8から2連続のサービスエースを決めた2年生の辺野喜は「いつもは弱気になってしまうが、きょうは攻めていった」と胸を張った。

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2013年1月13日のニュース